2019.12.29

持論(笑) 子どもは最愛の「他人」説。

妊娠しているときからわたしは、子どもをなぜだか完全なる「他人」と認識していました(笑)
これは性格なんでしょうかね~?
(あとで判明しましたが、これは母性より父性?に近いようです。)

他人と言うとなんだかとてつもなく冷たいイメージですが、決してそんな気持ちだったわけではなく、「わたしのものではない」ということです。
つまりお腹の中の命は、天なのかなんなのか?とにかく自然からの預かりもので、お腹はいっとき「貸している」だけだと常に感じていました。

子どもが生まれてからはもちろん可愛くて愛しくて自分よりも大切で。
でも「他人」というその気持ちはずっと変わりませんでした。
子どもが幼稚園の頃などにはちょっと悩みました。つい他のママと比べてしまい、わたしって冷たいのか?と。

でもまぁ・・・どうにかポジティブに言い換えれば!「客観的にみれる」ということでもあるわけで。
(これはわたしの仕事にもとても大事なことなんですが)

そんなわけで、わたしの子育てはそもそものスタートから、「他人との関わり」だったんです。
もちろん他人だからどうでもいいわけではなく、ホントに大切で大好きだからこそ本気でアドバイスしたり、時には一緒に泣くってこともあるけれど、あくまでも「あなたに起こったことを一緒に考えよう!」というスタンスで。
今思えばそれで良かったことは、自分ごととして考えてないので、そこまで取り乱したり、カーッとなったりしないで済んだことだったんじゃないかと思います。

それと、これも他人だと思うからこそなのか!?小さい頃から本気でいっぱい褒めていました。
その人の「いいとこ探し」。(これもわたしの仕事に通ずる重要ポイント!)
でもこれ、決して無理に褒めようと思ったわけじゃなく、本気でホントにそう思ってたんです。

そもそも子どもは生まれる家なんて選べないし(神様レベルでは選んでやってきた、とか言ったりもするけど)、
それなのにその家に順応して、小さいのに色々考えて、時には自分の役割を無意識にでもこなしたり。
親子だけれど決して自分と同じじゃない、初めての「他人同士」と協調して暮らしてく。
それが本当に健気だな、偉いな、って思えるんです。子どもってすごいなと。

特にわたしは一人っ子だったこともあり、兄弟がいることは当たり前ではなかったのです。
例えば一般的にだけど赤ちゃんが生まれた家では、上の子にとっては「ある日突然可愛い赤ちゃんがやってきて、自分じゃなくて急にそっちにみんながチヤホヤしている!!」って状況。
上の子にしてみたら、嬉しい反面「自分で選んだわけじゃない!不安!」って思いだってあるんじゃないかなーと、つい思ってしまうんです。
そんなのは一人っ子だったわたしのイメージでしかないかも知れないけど、とにかくわたしはそんな時、出来るだけ上の子を優先してきたし、
赤ちゃんのことを気遣う上の子を見れば、心から感謝したしありがとう!と伝えていました。

もちろん子育てなんて、何が正解かなんて一生分からないけど、まずは自分のことを好きになって、そして人のいいところも見つけられるような子になってくれたらいいなぁと思っています。
現在のところ子ども達は、自己肯定感(だけは!)かなり高め(笑)。もちろんこれから社会に揉まれて、どうなるかなんて分かんないけど。
でも、他人として見ていたことも、ちょっとは良かったこともあったのかもね♪なんて最近では思ったりするのでした。
子どもは自分のものではない。「この世で一番大切」な、他人なんですよね♪

自己紹介

profile

初めまして。Happy Design代表の山本幸です。
このブログは、お仕事で感じていることや想い、それから女性として母として、プライベートのつぶやきなどを載せています♪

独自時代は10年ほど、広告代理店でがむしゃらに働き(遊びも、笑)、その後大波乱を巻き起こしつつ結婚、出産。3人の子どもを産んでから起業するまで、10年弱は専業主婦でした。
特別扱いする気はないけど、末っ子はダウン症。まさかの「障がい児の母になる」という、その衝撃的な運命や、わたしなりのテキトー育児の中で思ったことなど、つらつら書いています。

タイトルにある「ときどき」というのは、決して「=ときどきしか母やってません!ネグレクト!?」って意味ではありません(笑)それくらいの気軽さで、今は子どもと向き合えるようになったので、そんなゆる~い気持ちの表現です。

障がい児を生んだことで、同じような子供たち、それから同じような立場のママ達と知り合うことが出来ました。そして、障がいとひとくくりに言っても、たくさんのケースがあり、大変な想いをされている家族がたくさんいることも知りました。
障がい児&健常児(分けるのは嫌いですが)の母であること、そしてNPOの活動もさせていただいていること、またデザインの仕事を通じて、様々なご家族や、色々な業種の方・起業家と知り合い、たくさんのお話を伺う機会があり、そういったご縁のなかで自分自身も成長させてもらったように思います。
子育ての経験、障がい児に関わっている経験、専業主婦時代の経験、NPOや地域活動・そして起業の経験をしてきたなかで、偉そうなことを言うつもりは全~然ないけれど、そんな私「だからこそ」出来ることが何かあるのではないか、と今は思っています。

起業しているお母さんや、障がいを持つお子さんのお母さんなどに、ちょっとでも届きますように。

※ご希望の方にはゆるゆるカウンセリング(有料)も行います♪お問い合わせください。

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